Neovimでカーソルジャンプ
Neovimでのカーソル移動は効率的な編集の基本です.基本的な移動から高度なジャンプまで,主要な機能を紹介します.網羅はしておらず,普段使いしているものだけにしました.他にもたくさんあると思いますので,探求してください.
`{文字列}`とあるところは,`{}`は書かないこと.
例:`test`を検索する<i class="fa fa-long-arrow-right"></i> `/test`
基本的なカーソル移動
文字単位の移動
h
- 左に1文字j
- 下に1行k
- 上に1行l
- 右に1文字
単語単位の移動
w
- 次の単語の先頭へb
- 前の単語の先頭へe
- 現在の単語の末尾へge
- 前の単語の末尾へ
行内での移動
行の端への移動
0
- 行の先頭へ^
- 行の最初の非空白文字へ$
- 行の末尾へ
文字検索
f{文字}
- 行内で指定文字を右方向に検索F{文字}
- 行内で指定文字を左方向に検索;
- 直前の検索を繰り返す
ページ単位での移動
スクロール
Ctrl+d
- 半ページ下へCtrl+u
- 半ページ上へ
ファイル内の移動
gg
- ファイルの先頭へG
- ファイルの末尾へ:{行番号}
- 指定行番号へ(コマンドモード)
高度なジャンプ機能
検索ジャンプ
/{検索文字列}
- 前方検索n
- 次の検索結果へN
- 前の検索結果へ*
- カーソル下の単語を前方検索#
- カーソル下の単語を後方検索
マーク機能
m{文字}
- 現在位置にマークを設定'{文字}
- 指定マークの行へジャンプ
ジャンプリスト
Ctrl+o
- 古いジャンプ位置へ戻るCtrl+i
- 新しいジャンプ位置へ進む
括弧のマッチング
%
- 対応する括弧にジャンプ(()
,[]
,{}
)
実用的なテクニック
数値指定での移動
5j
- 5行下へ3w
- 3単語先へ2f'
- 2番目の'
へ
段落・ブロック移動
{
- 前の空行へ}
- 次の空行へ(
- 前の文の開始へ)
- 次の文の開始へ
画面内での移動
H
- 画面上部へM
- 画面中央へL
- 画面下部へ
Note:
カーソル移動は練習により自然に身につきます.まずは基本的なhjkl
とw
,b
から始めましょう.
Note:
注意: 移動コマンドは Normal モードでのみ有効です.